EVE ONLINE Aurora Ominae

EVE ONLINEのスーパーマルチプレイヤーを目指すblogです。

育成

EVEMonを使ってみよう! Part2

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Part1から随分と月日が経っていました。とりあえずEVEMonを利用するにあたって、まずどんなキャラクターにするのか考えましょう。Part1何それと言う方は下記リンクで確認してください。
EVEMonを使ってみよう! Part1

以前に紹介した「Power of Twoキャンペーンを利用する1」でも書きましたが、中途半端なキャラクターに育成するのではなく、PVP専門キャラクターや堀専門、生産専門といった方向に絞ると目標が立てやすくなります。


今回は私達がよく利用しているNullsecで活躍しているRokhに乗れるPVPキャラクターを考えてみます。今回は初期キャラクターのテストパイロットを用意しました。

Step0 テストパイロットの作成
CorpのCEOやFCの人はskill planをexport-importファイルのやり取りで、Corpメンバーにスキル取得方針を展開できるのでテストパイロットの作成をお勧めします。普通の人は前回登録した自分のキャラクターで考えるのでStep1に進んでください。

▼Step0-1
[Tools]-[Blank Character Creator]をクリックします。「Blank Character Creator」が起動するので「test」と入力し「Save」をクリックします。作成されたtest.xmlを保存してください。その後[File]-[Manage API Keys]をクリックします。
step0-1

▼Step0-2
「Characters」タブを選択「Import」をクリックします。Import画面が開くので、先ほど保存したtest.xmlファイルを選択し「OK」をクリックします。Nameは何でもOKです。Characters一覧に先ほどのtestが登録されていれば作成完了です。
step0-2
▼Step0-3
このtestキャラクターに全+4インプラントを挿入した状態にします。(+5全種類させるiskがある人は+5で考えてください)[Tools]-[Implant Groups]をクリックし[+4]と入力してEnterキーを押して確定させた後にSlot1~Slot5に+4Implantを設定して「OK」をクリックしてください。
step0-3

Step1 Skill育成プラン作成

▼Step1-1
[Plans]-[New Plan...]をクリックします。New Planダイアログが表示されるので適当な名前をつけて「OK」をクリックします。EVEMon Skill Plannerの画面がでてきたと思います、この画面がEVEMonのメイン画面だと思ってください、この画面のタブを見るとSkill,Ship,Itemのタブが表示されていますが、ここから必要なスキルやモジュール船を淹れていくと一番左側の「Plan queue」タブに必要なスキルが加算されていきます。

今回はRokhをShip borwserタブから拾ってきます。Blueprintのタブはちょっと扱いが違います。生産マニアは使ってると思いますが今回は説明を省きます。
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▼Step1-2
EVEMon Skill Plannerの「Ship browser」を開き検索に「rokh」と入力すると、Rokhがリストに表示されるので選択します、日本語クライアントを使ってる方はごめんなさい、ツリーから探してください。選択するとRokhのステータスが表示されますが、大事なのは右下の「Required Skills」です。ここの「Add All To」をクリックすると「Add Entries to plan」が表示されるので「OK」をクリックします。
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▼Step1-3
「Plan queue」タブに移動します、Rokhに必要なスキル一覧が表示されていますが、この状態だとあくまで乗れるだけにすぎません、流石にBS Lv1で運用するのはひどすぎるので実用LvのBS Lv4に変更します。こういう微調整が今後も必要になります。

step1-3


▼Step1-4
ここまで来て気づいた人もいるかと思いますが、このツールはただスキルを投入していくだけなので船の実運用を考えたときにタレットのスキルや補助スキル、防御系スキルの話が無視されています。「Item browser」や「Skill browser」から足りないスキルを順次登録していけば最終的なスキル育成プランの完成となります。恐らく初心者の人は何のスキルがあるかすら知らないため使いこなすまでに苦労するかと思いますが、その辺はコープメンバーあたりに聞いてください。Step1-4ではEFTとの連携について説明します。

EFTと連携させることでスキル育成プランの大体のひながたが出来上がります。今回は以前に説明した「EFT-EVE Fitting Toolを使ってみよう!」の記事で作ったRokhのFit Planを引っ張ってきます。

※KillboardにあるEFT LinkのmemoでもOKです。

EFTを起動してrokhのfit planを表示して「Copy to Clipboard」をクリックした後、EVEMonに戻って右上にある「Loadout Import」をクリックします。そうすると「Loardout Import」画面が表示されるので「Add To」をクリックします。「Add entries to plan」が表示されるので「OK」いれればひながた完成です。
step1-4


Step2 スキル育成プランで最短スキル取得順番を考える
Step2-1
本来の目的までやっとたどり着きました(ここまで長かった・・・)

CTA用に組んだRokhの前提スキルが整ったので▼Step1-3でスキルのLvを微調整したように必要なスキルを追加したり取得Lvを4-5に変更しました。基本的にこのゲームはLv4までスキルを上げるのを推奨です、Lv3は中途半端すぎます、初めて1-3か月ならともかく半年以上のプレイヤーは絶対にやめましょう。(特に普段乗っているFG~BSの船のスキル)補助スキルは一部Lv3で良いものもありますが・・・(最大ロック上限数増加とか)

タレットやシールドの補助スキルをとりあえず片っ端からスキルキューに突っ込んだのでひどいことになっています。ここで見て欲しいのはスキル取得までの日数です。EVEMon Skill Plannerの一番下を見てください[198d,2h,...]と表示されています。これが全スキル取得までの日数です。198日と聞くと気が遠くなりますが仕方有りません。半年ちょっとでT2 FitのPVP用BSにのれると考えれば十分な気もしますがこれはインプラントやRemapを利用していない時間です。ここからこの取得日数を削っていきます。
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Step2-2
まずSlot1~Slot5に刺しているインプラントの設定を反映させます、APIキーから引っ張ってるキャラクターであれば既に刺さっているインプラント情報が反映済みだと思います、testキャラの人は「Choose Implant Set」の項目を▼Step0-3で作った「+4」に変更してください。取得日数が165日に減ったのがわかると思います。
step2-2

Step2-3
ここからがある意味本番です、更に短縮するためにAttributeのRemapを行うタイミングを考えます。Remap出来る回数は初期キャラだと確か2回~3回あったと思いますが、使い切るとそのあとは1年に1回追加されるのみとなります。(たしかキャンペーンでRemap回数を貰えたことも過去にあったような・・・)

EVEでは補助的なスキルはInt(青)-mem(ピンク)の組み合わせ、DroneはMem(ピンク)の組み合わせ、船やタレット・ミサイルのスキルはPer(緑)-Will(オレンジ)の組み合わせが多くなっています。Remapするタイミングは大体この組み合わせが切り替わるタイミングです。個人的にはInt(青)-Mem(ピンク)にRemapしてスキルを取り切った後にMem(ピンク)がSecondaryに振られているためそのままドローンのスキルをあげてしまい、最後にRemapしてPer(緑)-Will(オレンジ)に切り替えて船やタレットのスキルを上げていくのがお勧めだと思います。

まず効率をよくするために+4のインプラントを刺すための前提スキルであるCyberneticsをLv4にあげるためにInt(青)とMem(ピンク)のスキル重点的にあげるべくRemapします、Primaryの列をソートしてください。都合よくInt(青)とMem(ピンク)の並び順になったら、スキルリストの一番上を選択した状態で、左側にあるメニューからRemapのアイコンをクリックします。そうすると「Remapping(not Cmputed,use the....)」というアイコンがリストに追加されます。この要領でPer(緑)-Will(オレンジ)にスキルが切り替わる場所に2個目のRemapを設定しておきます。
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画像ではCyberneticsのスキルを上に持ってきてます、その後1個目に追加したRemapアイコンをダブルクリックすると「Remapping point manual...」画面が表示されるので「Optimized」をクリックします。そうするとPrimaryのInt(青)とSecondaryのMem(ピンク)に推奨Remap値が出てきます。この時点で165日が155日に短縮されました。
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続いてPer(緑)-Will(オレンジ)の2個目に追加したRemapを同じ要領で追加します。そうすると155日から更に短縮され140日になりました。198日から140日へ短縮できました。あとはこのプランの中を入れ替えていけばもう少し早くなるかもしれませんがおおまかにはこんな感じで使っていきます。ちなみに+5インプラントセットにした場合は135日になりました、5日のために500m近い出費を出すかどうかはお財布次第ですかね。

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長くなりましたがEVEMonの紹介は以上になります、あとはRokhが乗れるようになったので次はLogiのScmiterを取ってみようとか色々追加してみてください。

EVE ONLINEの1年未満プレイヤーの人はあまりとる順番やRemapのタイミングに拘らずにあげていくことをお勧めします。Remapを使うタイミングは2年目のプレイヤーがcapital shipを取るときやスキルのLvを4から5に上げていくような20日~30日かかるようなスキルを覚える場合に効果が高くなるからです。何より初心者は右も左もわからずにスキルを上げていく時期は楽しい時期だと思いますし、その自由を妨げるスキル育成中心の考え方には賛同しかねます。

最初にも書きましたが、Power of Twoで作成したaltの作成やメインキャラの裏で作る専門キャラでのremapには効果が高いのでお勧めします。(育成期間にもある程度何か出来るように調整すると更に便利です)








EVEMonを使ってみよう! Part1

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Nullsecから一時撤退してます、RUNSです。

物資の輸送や資産整理も終わり、暇すぎて死にそうなので、EVE ONLINEでも重要なツールの「EVEMon」紹介をしてみようと思います。

Power of twoキャンペーンの紹介をしておいて、スペシャリストキャラの育成方法については紹介していなかったので丁度良いかもしれません。

EVEMonはEVE ONLINEにおける3rd party制のスキル管理ソフトで、膨大なスキル群の効率よい管理方法を提供してくれる素晴らしいソフトです。数年にわたるアップデートにも対応し続けている神ツールだと思います。メインキャラクターも最初の1年は必要なスキルが山ほどあるため、その場しのぎで色々なスキルを取っているかと思われますが、2年目以降ともなるとskill Lv5に手を出し始めるため、効率の良いスキル育成が推奨されます。

■Step1 EVEMonのダウンロード&インストール

下記サイトからEVEMonのインストーラーをダウンロードして、インストールしてください。現状だとEVEMon 1.8.2が最新です(2013/6/28現在)

http://evemon.battleclinic.com/

※インストール時にアンチウイルスソフトがEVEMonに対して接続制限をかけてくるかもしれませんが、EVEMonはEVE ONLINEのAPIキーを利用してスキル管理をしているため、接続できるように設定してあげてください。


■Step2 EVEMonで使用するEVE ONLINE APIキーの作成
 ■Step2-1 EVEMonを起動して[File]-[Add API Key]をクリックします。
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 ■Step2-2 API Key Importationが表示されるので「EVEMon features」をクリックしてください。
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 ■Step2-3 Which Access Mask do you need ?画面が表示されるので青文字の「link.」をクリックしてください。そうするとEVEMonで利用するStandard APIキーが作成できます、EVEMonの詳細機能を全て利用したい人はStep2-5でFULL APIと呼ばれる全機能をONにしたAPIキーを作成してください。
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 ■Step2-4 ブラウザが起動してEVEアカウントのログイン画面が表示されるのでログインしてください。
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 ■Step2-5 Nameに適当な名前、Expiresの項目に「No Expiry」のチェックをいれると無期限に利用できるようになります。そのあと一番したの「Submit」をクリックします。
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 ■Step2-6 EVEMonに必要な、Key IDとVerification Codeが作成されました。この二つの情報がEVEMonに必要になるのでメモ帳あたりにコピーしておいてください。
※このAPIキーは個人情報にあたるので、基本的に誰にも教えないようにしてください。入社時にAPIキーの提供を求めたりNullsecアライアンスでAPIキーを利用してTeam Speak3などの入室管理等、多岐にわたって利用されますが、その都度、個別のAPIキーの作成を推奨します。

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■STEP3 EVEMonにAPIキーを登録する。
 ■STEP3-1 先ほど作成したAPIキーをEVEMonのAPI Key Importation画面のIDとVerification Codeを入力して「Next」をクリックします。

 ■STEP3-2 アカウントに登録されている各キャラクター名が表示されるですべてにチェックが入っているのを確認し「Import」をクリックします。

 ■STEP3-3 やっとEVEMonにキャラクターを登録できました、手順にするとやっぱり手間が多くて面倒ですね。
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使い方はPart2で・・・⇒やっと出来ました。2013/12/8
EVEMonを使ってみよう! Part2

Power of Twoキャンペーンを利用する2

キャンペーン期間も残りわずかになってしまいましたが、Power of Twoの小技について書いてみます。
⇒「Power of Twoキャンペーンを利用する1

CCPとしてはPower of Twoキャンペーンは本来ALTキャラによる2アカウント課金による収益の増加が目的だと思いますが、我々プレイヤーにとってはどうでもいいことです。ALTキャラは便利だし価値もあると思いますがCCPの思惑通りに動くのもあれなので、逆手にとってみましょう。

テーマはPower of Twoキャンペーンでiskを稼ぐです。

Power of Twoキャンペーンで作成したアカウントには6か月分の課金状態となります、6か月程度のキャラクターで習得できるスキルポイントは10m~12mくらいなので、この期間で作れるキャラクターを作成します。

お勧めは堀キャラクターや輸送専門、マーケット専門、マザーシップの臨時搭乗キャラ等です、このキャラ達をEVE特有のキャラクターバザーというシステムを利用して売却することで利益を得ることが出来ます。
※決してメインキャラのような中途半端な育て方はしないこと、価値がなくなるので

まずPower of Twoのアカウント作成にはnexonポイントで5000払うか3PLEXの2択となります、今回はこの3PLEX支払の仕組みを上手く使います。
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現在のマーケット価格で「30 Day Pilot's License Extension (PLEX) 」アイテムは550m位で取引されていますが、これを3枚買います。

ゲーム内で購入した「30 Day Pilot's License Extension (PLEX) 」は右クリックすると「Return to Redeem Items」という項目があるので実行するとアカウントマネジメント画面で利用できるようになります。
return to redeem Items

















約1.6bilの出費になりますが気にしません。そして新しいキャラクターを作成します。

半年育成後、そのキャラクターをキャラクターバザーに売りに出します、キャラクター譲渡には2PLEXが必要になるので更に「30 Day Pilot's License Extension (PLEX) 」を2枚買います。計5枚必要です、合計で約2.75bilの出費になりますが、そのキャラクターを高値で売ることができればおつりが来ます。これが利益になります。

https://forums.eveonline.com/default.aspx?g=topics&f=277

キャラクターバザーで取引されているキャラクターを見ていると上手くいけば5bilくらいで売れているようなので2bilくらいは利益が出るんじゃないでしょうか、何でも商売にできるEVEのシステムには本当に驚かされますね。

高く売れるかどうかはあなたの腕次第、がんばってみてください。


※2013年6月4日以降のODYSSEYによるアップデートからDual Learningシステムなる仕様変更がありそうなので、この小技も使い道が薄くなるかも?

⇒「Power of Twoキャンペーンを利用する1


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